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バフェット太郎さんがIBM売却した!

バフェット太郎さんがIBM株を売却するというニュースが入ってきました。バフェットがIBM株を売却したときよりも驚いたかも知れません(笑)

バフェット太郎さんの投資方法については賛否両論あるのでしょうが(ブログ界隈やTwitter界隈でよく議論になっています。。)、彼の凄さは一度決めた配当再投資戦略を愚直に継続することと、ブログやYouTubeを継続的に配信することにあると思っています。ブログもバフェット太郎10種も2016年から続けていて、もう5年になるんですね。私も金融・経済ニュースのチャンネルとして視聴しています。

バフェット太郎さん自身でも日本一アンチの多いと自称していますが、ブランド力の強いコカ・コーラマクドナルド、参入障壁の高いベライゾンエクソンモービルなど投資先としては安定的に配当を受け取ることができるので、リスクの低い投資手法なのだと思います(S&P500のETFでいいのではというツッコミはさておき)。実際にエクソン・モービルなんかも暴落局面で買い増しできたでしょうし。ただ、そんなバフェット太郎さんにしてみてもIBMは我慢ならなかったのでしょうね。

私もIBMは、、ないかなと思っていました。学生時代、研究室の教授がIBMThinkPadを使っていました。ThinkPadのキーボードの真ん中にある赤いボタン「トラックポイント」に憧れた人も多いのではないでしょうか。しかし、それも過去の話。今となってはレノボ・グループのブランドとなっています。
IBMは徐々にコンピュータ事業から撤退していき、ITサービスの会社へと変革を目指しました。一時期、IBMのAI「ワトソン」をネットニュースでよく目にしましたが、最近はあんまり聞かなくなりました。やはり、AIやクラウドの分野でGAFAMと競合していくのは厳しいのかなと思います。
となると、今後のIBMはシステム構築(SI)事業などを細々とやっていくこととなるので、(すぐに倒産するということはないにせよ)投資先としての魅力的はなくなってしまいます。最もこれは、IBMだけではなく、日本のNEC富士通にも全く同じことが言えます。
いずれにせよ、IBM株ホルダーは複雑な心境だろうなと思います。。