2021年1月取引履歴
先月2021年1月の株式取引履歴です。
・2017年位から保有していたJNJを売却。ワクチンの結果も出たし頃合いかなと。
・VOO、QQQを積立投資。SPDRを50万円くらい購入。
・個別株ではSAP、ゼネラルダイナミックスを購入。SAPは中長期、GDは短中期。
【メモ】米国雇用統計
米国非農業部門雇用者数1月は予想50Kに対して、49kと下回りました。
米国失業率1月は予想6.7%に対して、6.3%と上回りました。
本日は現時点までNYダウ、S&P500、ナスダックとも大きな動きなしです。
イスラエルのワクチン接種状況
新型コロナウィルスのワクチン接種は世界各国で進んでいますが、割合で言うとイスラエルが一番進んでいます。現在(2021年2月3日)は国民(人口888万人)の60%(520万人)が接種しています。
◆ワクチン接種%
一日のワクチン接種数は10万人~20万人で推移しているので、3月末ころにはほぼ国民の全員がワクチン接種状態となります。
◆新規感染者数
ワクチン接種率に対して新規感染者数は減少傾向にはあると思いますが、激減とは言えないかもしれません。集団免疫の獲得はアメリカの新型コロナウィルス対策チームのファウチ博士が言うには「70~90%」なので、もう少し必要なのかもしれません。2月末頃に、もう一度、傾向を見たいと思います。
◆新規感染者数7日移動平均
新規感染者数の7日移動平均。一日ごとの揺らぎが少なくなり、減少傾向であることははっきりと分かります。もちろん減少要因はワクチン接種だけに限らず、自粛生活などの要因も考えられると思います。
◆新規死亡者数
新規死亡者数も感染者数とだいたい同じ動きをしています。死亡者数は感染者数より遅れて来ると思うので、3月上旬頃には明確に減少トレンドが見えてくるかもしれません。
こうしてみると、集団免疫獲得は長い道のりとなりそうです。米国では1日100万人がワクチン接種し、イギリスでは1日50万人が接種しているので、おそらく日本もワクチン接種が軌道に乗ると1日50万人くらいになると想定されます。その場合、1億2000万人÷50万人で240日。国民全員が接種状態となるのは半年かかります。3月に開始したとして、9月末頃ですね。
SAP2020年第4四半期決算
先月購入したSAP株ですが、SAP社の第4四半期決算が出ていました。利益は予想9.05B(USD)に対して9.16B、1株あたり利益は予想1.95に対して2.05と予想を上回る決算内容でした。
良い結果としては、以下を挙げています。
・SAPが買収したQualtricsというエクスペリ園と管理のSaaS企業がIPOしたこと
・2020年はCovid-19の影響が大きかったが、第4四半期は改善してきた
・「Rise with SAP」というビジネス変革の包括的ソリューションを提供できたこと
・従業員エンゲージメントの指標が3%アップして86%だったこと
悪い結果としては、出張費管理のSAP ConcurがCovid-19により出張費削減の影響でトランザクション減となったことを挙げていました。
また、出張費管理について日本経済新聞社もSAP Concurの導入を決定したいうことが書かれていました。
SAP社のウェブサイトの決算ページには、CEOの写真がありましたが、まだ40歳という若さでした。SAP社は1972年の創業なので、すでに創業から50年ほど経過していますが、今後もBtoBのハイテク企業として地位は揺るぎないと感じますね。
株は長期的に保有していきたいと思います。